初日に見てきました。
ほんとうに素敵な素敵な映画でした。
パンフレットに死を選ぼうとしてるひとに見てほしい、
的なことが書いてあって、
その通りだと思った。
生きる。
生きていれば誰だって、誰かや何かを失う。
それは死かもしれないしどうしても会えなくなるってことだってある。
どうしてもできないことだって、ある。
でも生きる。
誰のためでもない。自分のため。
ドキュメンタリーを見て、つかささんが本当に素敵なひとで。
ある意味クールにたんたんとしているようで、
根っこは熱い、強い気持ちを持ったひと。
あのお母さんに
「だいじょうぶだって。なんとかなるって。」「ポジティブって言ってよ」
って言っていたのが印象的です。
アドリブも多かったということで自然な演出が素敵でした。
スーパーで車いすに追いつこうとひょこひょこ小走りなまーさん。
ボッチャのユニフォームの写真をうれしそうに見るつかさ。
彼女に別れを切りだしてビール瓶で殴られるまーさん。
メリーゴーランドでのうまくいかないキス。
飲み会で楽しそうなつかさを見守るまーさん。
元カノと会ってけんかするシーン。(りょうちゃんが一番好きなシーンね)
お母さんと一緒に初めてリハビリのビデオを見るまーさん。
(りょうちゃんも初めて見て涙がこらえられなかったと。)
まーさんがつかさが去ったあと雪の中で泣き崩れるシーン。
なごみとふたりになったまーさんが、同じ立場のお父さんと会って淡々と話すシーン。
最後のこの場面が「それでも、生きていく」父子の様を、
すごく強く伝えてくれた。
一番好きなのは
実家でお父さんとケンカのシーン。
家族って遠慮なくののしり合うけどそれは言っても大丈夫って思えるからだよね。
ギスギスしてたら言えない。
帰ってきたら、
お母さんとつかさがトランプしてて、お父さんの猫がすっかりなついてるのも、
素晴らしかった。
とにかく好きな場面だらけです。
また見に行きたいし、もっとたくさんの人に見てほしい。
海外の人にも見てほしい。
そんな素敵な素敵な映画でした。
スタッフキャスト、
まーさんつかささんご家族のみなさん。
本当にありがとうございました!