ハイパーモノツクル

おいしくてかわいいもの このてはもうはなしたりしない

脳男

見てきました。
美しい美しい斗真さんでした。
そして悲しく残酷。

ネタバレまくるので畳みます。

とにかく美しくつくりものみたいな斗真。
いや、タケキミ。
両親が死んで狂ったおじいちゃんに殺人マシーンとして育てられたタケキミ。
上品でピュア。
手塚治虫の作品にでてくる不幸な美女たちに見えてくる。
下まつ毛具合も。

松雪さんの薄幸な感じも。
もう乱れた顔とみけんのしわが・・・この人がいるとこに悲劇がおこりそうです。
江口さんのいい意味での下品さも。
斗真くんと相対するのがにじみ出てる。
染谷くんの変態さも。
あやしさ満点。
これではじめてしった二階堂ふみちゃんの存在感も
とても素晴らしかった。
役者ってすげーって思いました。
でも松雪さんのお母さん、染谷くんのお母さんがすばらしくって!
どこで見つけてきたの!というキャスティング
もう不幸がにじみ出たおかあさんたち・・・最高でしたよ。
甲本さん光石さんも。
甲本さんはあれは亡くなったのかなどうなのかな。
鷲谷先生に好意を持っているんだろうけど同僚として支えてる。


無垢な子供って残酷なものだというのをまざまざと。
タケキミも緑川も悲しいこども。
松雪さん演じる鷲谷先生も。


原作とは違うようなので読んでみようと思いました。


最後の笑顔。
どういう意味なのか。
そもそも全て演技だったのか、
先生をきっかけに感情を取り戻したのか。

続編もあるようなので、
映像化するのか楽しみにしつつ。。。読んじゃうかも。